フラットライナーズについて

2001年頃東京で結成、メンバーチェンジを経て2006年に現在の石川俊樹(b/vo)佐藤誠司(g)井上雄介(g)磯たか子(d)に固まる。メンバーそれぞれ音楽的趣向は微妙に違うが、全員ピクシーズやペイヴメントに代表されるUSインディーロックを愛するところで団結。コードオンリーのベースと控えたドラムのリズム隊に乗っかるツインリードの分厚いギターアンサンブルが特徴。石川と佐藤は元浦沢直樹氏のアシスタント。井上はtoddleの小林愛さんとswarms armで活動していた。磯は自分のメインバンドsweetsunshineでも活動、シティポップ、AORがメインで本職は鍵盤である。2008年石川と磯が名古屋へ引っ越し、東京と東海圏でマイペースに活動する事となる。2012年YOUTHレーベルから1stアルバム「不運な人」を発売。エンジニアは柏井日向氏。その後も主に東京、名古屋、京都で地道なライブ活動を続けて2016年11月30日POWER EREPHANT !レーベルよりエンジニアに岩谷啓士郎氏を迎え2stアルバム「4WD」を発売するに至る。

 

2018年4 月29日名古屋大須「まねきねこ」ライブを最後にGイノスケが脱退。新たにtapiがGで加入、石川俊樹(b/vo)佐藤誠司(g/cho)tapi(g/cho)磯たか子(dr/cho)の新体制となる。並行して別働隊アコースティックユニットとしてフラットライナーズAチームを結成。編成は石川(vo/b/claves)イソネエ(key/b/cho)tapi(g/cho)

tapi:元ALLie、現room501とTRISTAN、ソロ弾き語りでも活動中。影響受けたバンドはup and coming 、karate、yo la tengo、the zombies、the forms等。メインバンドroom501は唄心プログレッシブマスロックとして名古屋を中心に活躍中。

新体制のフラットライナーズ初ライブは2018年7月7日ベランダレコ発企画で新栄「クラブロックンロール」。フットワークの軽くなった新生フラットライナーズとして新たな活動をスタートする。


フラットライナーズ/4wd

 

1.4WD

2.君は悪くない

3.都落ち

4.ホライズン

5.ただの星屑

6.おかいもの

7.スプリングソング

8.ボーイズ&ガールズ世界大会

9.思い出

10.ワイルドライフ

 

POWER ELEPHANT ! POW-13 ¥1800+税

 

 2012年の1st「不運な人」から4年ぶりの2ndアルバム。前回のUSパワーポップ的サウンドから今回エンジニアにLOSTAGEの録音等で活躍中の岩谷啓士郎氏を迎え、よりPOPで繊細さも垣間見せる親しみやすいサウンドへ進化を見せる。PavmentやPixiesはもとより、The Breeders、Guided By Voices、Superchunk、Buit To SpillからMac DemarcoやUnknown Mortal Orchestraといったインディーロックに影響を受けつつ、邦楽ロックでもTheピーズ、ナンバーガール、Moools、Toddle、CARD、キツネの嫁入り、bed、メシアと人人などといったバンドにシンパシーを感じている。身の回りの感情を脱力と逆ギレを繰り返しつつ綴る石川の日本語歌詞10曲。前回「不運な人」のジャケイラストが佐藤だったのに対し、今回磯の愛車「ジムニー」をモチーフにしたイラストは石川が担当。豪華12Pのブックレット付き。デザインワークはキセルなどを手がけたステンスキが担当した。